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’65 Princeton Reverb “RI” ハンドワイヤード化MOD

Princeton Reverbのハンドワイヤー化をを行いました。

Princeton Reverbリイシューは完成度が高く、ヴィンテージの心地よい音色をよく再現していると感じます。ただ少し硬さがあり、輪郭がハッキリし過ぎているため、長時間弾いていると少し耳が疲れる印象もあります。

こちらのアンプをハンドワイヤーで組み直す事により、更に心地よいアンプに仕上げました。

元々載っているプリント基板を取り外し、バルカナイズドファイバーで基板を作り直します。

使用するコンデンサ、抵抗類、その他パーツもほぼ全て良質な物に交換します。

消耗品の電解コンデンサーも全て新品に交換しますので、実質オーバーホール以上の内容になります。

「10インチスピーカーゆえのレスポインスの速さ、音の軽やかさ」

「いつまでも弾いていたくなるような、適度なコンプ感と心地よい鈴生り感」

Princeton Reverbはストラトのピックアップ各3ポジションでそれぞれの良さがハッキリと出る素晴らしいアンプです。ご自宅や小さなライブバーなどで、チューブアンプの良さを十分楽しめると思います。

またスタンバイSWの取付、マスターVOL取付(PPIMV)など各種モディファイ・改造も同時作業割引あり。

詳細はお問い合わせください。

 

「愛知県 M様」より嬉しいお便りを頂きました


無事に受け取り、本日音出しを致しました。

主観ではございますが、以前に比べ音圧が上がっていた事に驚きました。ボリューム2でもかなりハリのあるクリーンが出ていて感動しました。

歪みについてはアッテネーター及び増設頂いたマスターボリュームを絞っての音出ししか出来ておりませんが、明らかに良くなっていると感じました。低音も力強く出ておりますし、レスポンスがとても良く今まで歪ませた時に出しにくいと感じていたピッキングニュアンスも表現しやすくなったと感じております。

また、マスターボリュームについても依頼して大正解でした。本体ボリュームをフルアップした時の音で比較した際、歪量は若干減りますがアッテネーターを使うよりもマスターで絞った方が音質が良く調整の幅も広がりました。

その他、調整頂いたトレモロにも大変満足しており。次にスタジオで鳴らすのがとても楽しみです。このアンプとは長く付き合って行きたいと思います。

Hot Rod Deluxe MOD

Fender HotRod Deluxeの大規模なモディファイを行ないました。

元々低域成分が多く、モリっとしていて抜けきらない印象のノーマルch。部品の変更、定数の変更、回路の変更など大幅なモディファイを行ないFenderらしい煌びやかなクリーントーンを楽しめる様にしました。

ノーマルチャンネルに付いている”Bright SW”“FAT SW”に変更し、ナチュラルドライブ時に太いリードトーンを引っ張り出せます。

またドライブchもオリジナルではミッドハイに引っ掛かりがあり抜けきらない印象です。こちらは滑らかで且つ荒く焦げ付く様な歪み感が得られる様に調整しました

更にリバーブ音もピチャピチャと高域成分がいやに耳につく為、リバーブの高域成分だけを微調整し暖かい自然なリバーブ感となる様に致しました。

 

ここからは自宅で楽しむためのモディファイです。

ノーマルchはワンボリウムの為、ナチュラルな歪みを得るにはかなり大音量まで上げなければいけません。

またドライブchMASTERツマミ12でかなり音量になってしまいます。

そこでアッテネータの様に効くATT VOLPPIMV式マスター)を組み込み、ナチュラルな歪みが小音量で得られるようにしました。取付はスタンバイスイッチの位置に決定。

スタンバイスイッチの機能は電源スイッチを3WAY化し、『電源OFFー電源ONースタンバイON』となる様にしてあります。

ノーマルchの煌びやかなクリーントーン、VOLUEMを上げていくとナチュラルな真空管オーバードライブ、更に“FAT SW”をオンにする事により太いリードトーン。そこからギターのボリウムを絞ると手元でクリーンからドライブまでをコンロール出来るオールドアンプ特有の操作感。

ドライブchではハムバッカーとの相性もよく、焦げ付く様な深い歪みを手軽な音量で楽しめます。

オーナー様にも大変喜んでいただけました。

 

お問い合わせはお気軽にどうぞ。

VOX V847 半止め “Fixed Wah”モディファイ

マイケルシェンカー、B’z松本氏の使用で有名な・・・

ワウを中間位置で半止めして、ミッドハイを強調した独特の音を毎回手軽に出せないか?と考えて通常のワウに“Fixed Wah”機能を追加するモディファイを行いました。

Fixed Wah を実現する単体エフェクターは何個か販売されていますが、お気に入りのワウにこの機能を追加します。(Crybaby,v847,etc…)

トグルSWを“NORMAL”モードにすると通常のWahとして使用できます。

トグルSWを”FIXED  WAH”モードにすると半止めモードになり、ツマミで設定した周波数で固定されます。(ペダルを上下しても音の変化なし)

エフェクターのON/OFFが判別できるようにLEDを増設してあります。エフェクトOFFでは消灯、NORMALモードでは“青”、FIXEDモードでは“赤”に点灯します。

<NORMALモード>

<FIXED WAH モード>

Crybaby mini モディファイ

可愛いらしい見た目で大人気のCrybaby mini のモディファイを行いました。

モディファイ内容は下記です。

  • 青色LED取付
  • 内部配線変更(BLEDEN8503)
  • ジャック交換x2(スイッチクラフト)
  • 内部ヴォイシングスイッチをトグルスイッチにて外出し

こちらのWahは元々トゥルーバイパスとなっております。ですのでより実践的なモディファイを行いました。

元々のプラ製ジャックをより耐久性の高いスイッチクラフト金属製ジャックへ交換。

内部に収められているボイシングスイッチを筐体右側面にトグルスイッチ化して取付、気軽にボイシングを選べるようにしました。

可愛らしく実用的なワウに仕上がりました。

Blues Junior MOD (on Mercury Trans)

Blues Juniorのモディファイを行いました。

こちらのアンプはMercuryトランス(FBLJR-O、FBLJR-P/100)が載っています。

モディファイ内容は下記です。

<BJr MOD基本3点>

  • スタンバイSW増設
  • Biasトリム追加
  • 音質改善

<オプションMOD>

  • Presenceツマミ増設
  • ジュエルランプ交換
  • INPUTジャック交換
  • オーバーホール(電解コンデンサ・ダイオード交換)
  • ポット交換(ナット固定式へ)

◎メニューはこちら

ポットをナット固定式に変更しガッチリとした操作感に。またそれに伴いノブをお好みの赤色でセットしました。

どっしり安定した低域と非常に倍音豊かな高音のバランスが心地よく、素晴らしいトーンに仕上がりました。またプレゼンスの効きも良く、状況に合わせて音抜けをコントロールできます。

オーナー様にも大変喜んで頂きました。

Blues Junior モディファイ

修理やメンテナンスで度々持ち込まれるFender Blues Junior。

15Wと小出力のコンボアンプながらフルチューブで、自宅からスタジオ&BARライブまでをカバーしてくれる頼もしい一台ですが、オリジナル状態ではいくつかの欠点があります。この欠点を補い更にワンランク上の音質へアップグレードを行うモディファイ・改造を行いました。

>>>モディファイ内容・料金はこちら

1.スタンバイSW増設

真空管アンプに必須のスタンバイスイッチ。Blues Jrには元々スタンバイスイッチが無く、真空管が暖まる前に管内に高い電圧がかかってしまい真空管を痛める原因となっています。従来のアンプ同様にスタン バイスイッチを増設します。本番前やちょっとした休憩時などにも、スタンバイスイッチが重宝します。

このモディファイはオリジナルの電源スイッチを外し3WAYスイッチに交換して、電源OFF電源ONスタンバイONを切り替えられるようにします。

2.Bias調整トリム増設

Blues Jrは元々Bias調整ができない仕様になってます。更にデフォルトではBias設定値が厳しくパワー管が酷使されて消耗も早くなります。「パワー管を 新品に入れ替えたのに1、2年でダメになる」のはこのためです。またフルアップ時の歪み方も”ベチャ”とした潰れた感じになってしまします。これを最適値に調整できるようにBias調整トリマを追加します。

3.音質改善モディファイ

耳に痛いハイを和らげミッドを太く抜けの良い音に、また不足気味なローを補いどっしり と落ち着いた音質に仕上げます。このモディファイによりBlues Jrの音が劇的に変化します。自宅でもずっと弾いてしまいたくなるほど小音量から心地よいサウンドです。ワンランク上のアンプの音をこのモディファイで可能にします。

4.Presenceツマミ増設

パネルに穴あけ加工し、Presenceコントロールを増設します。Trebleよりも更に高域をコントロールし、ダークなブルースサウンドから煌びやかな鈴鳴りサウンドまでをカバーします。

5.トーン・キャラクタ切替スイッチ増設

トグルスイッチによりアンプのトーンキャラクターを切り替えます。従来のトーンはそのままに、Deluxe Reverb (BF)のトーンを追加します。クリーンでの鈴鳴りトーンをご堪能いただけます。

TW・・・ミッドレンジが太くよく歪むサウンド(元々の音)

BF・・・ハイが煌びやかで鈴鳴りのクリーンサウンド

6.パイロットランプ交換

元々のLEDパイロットランプをビンテージスタイルのジュエルレンズタイプに交換します。色は(赤、青、緑)から選べます。同時にパイロットランプのLEDも同色に変更します。※LEDレンズは全方位がムラなく光るように特殊処理を施してあります。

7.INPUTジャック交換

元々のプラスチックタイプの入力ジャックを定番のスイッチクラフト金属製ジャックに交換します。シールド抜き差し時の”ガチッ”とした手応えと、ビンテージ・フェンダー ライクな見た目が美しくなります。

8.電源コンデンサ交換・オーバーホール

製造より年数が経過したアンプには電解コンデンサの交換が有効です。ブーンというハム・ノイズが気になる、音に元気がない、低域がイマイチ。そんな時には電源部・電解コンデンサの交換が効果的です。ドイツ製高品質・電解コンデンサを使用し、さらなる音質アップを狙います。整流ダイオードも同時に交換します。

9.ボリウムPOT交換(6箇所)

純正のツマミがグラグラして操作性が悪い・・・ボリウムガリがひどくポットを交換したい・・・

6箇所のポットを従来の”パネル固定式”のポットに交換します。ノブも同時に交換するので、お好きな色をお選び頂けます。

 

詳細はTEL、メールにてお問い合わせ下さい。

>>>モディファイ内容・料金はこちら