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Deluxe Reverb リイシュ ハンドワイヤーMOD

Fender Deluxe Reverb リイシューのハンドワイヤーモディファイ(改造)を行いました。

元々のプリント基板を取り外し、手配線(Hand Wire)にて組み上げてあります。

<Before>

<After>

消耗品の電解コンデンサーはもとより、音に大きく影響してくるカップリングコンデンサ、抵抗、ポット等、出音を吟味して部品を組み込んであります。

デフォルトでは”効きが強すぎる”リバーブやトレモロ、、、も回路を微調整して「柔らかく音楽的」に響くよう調整してあります。

ブリッンとした太い中域と煌びやかな鈴鳴りが自然に漂う、、、ブラックフェイス特有の音色を存分に堪能できると思います。

最終チェック時は、当方所有のヴィンテージ Deluxe Reverb(65年製造)と音質比較しながら追い込んであります。

リイシュー・デラリバを更に良くしたい、、、という方はお問合せください。

Fender Pro Junior モディファイ&改造

Fender Pro Juniorのモディファイ&改造を行いました。

元々の弱い部分を補い、音質を向上させました。同時にノイズ対策を行なっています。

クリーンからクランチ、ソフトディストーションまでをVOLUMEでカバーし、10インチスピーカー特有のレスポンスと真空管特有のコンプ感を程よく楽しめるように調整しました。

モディファイ内容は下記になります。

1、スタンバイSW増設

こちらのアンプはスタンバイSWが付いていません。電源ON時と同時に真空管に高電圧が掛かるためパワー管に大きな負担がかかります。そこでオリジナルの電源SW3WAY化してスタンバイ機能を持たせました。

2Bias調整トリム増設

こちらのアンプはBais調整トリマがついていません。パワー管が定格を超えて動作するため、球の消耗が早い印象です。また音質的にもベチャッとした歪みになる傾向があります。Biasトリマを追加して、パワー管が最適動作するように調整しました。

3、音質改善MOD&ノイズ対策

・音質調整

オリジナルではVolume=”3″あたりから歪み始め、少し歪み始めが早い印象です。よりFenderらしいクリーントーンを存分に楽しめるようにモディファイを行いました。

・ノイズ対策

オリジナル状態では他のアンプよりもハムノイズが多いように思います。また内部配線の取り回し、ポットのシールド処理、その他数カ所にも少し問題があります。こちらの問題箇所を修正しノイズレベルを下げるよう対策しました。

4、INPUTジャック交換 

元々のプラスティックタイプのジャックに割れが発生していました。

どうしても力がかかる部分ですので、頑丈なスイッチクラフト製金属タイプに変更し、シャーシパネルに固定しました。

シャーシにシッカリと固定されるため、無理な力がかかった際にも基板の破損を防止します。

ノイズレベルの改善、音質の調整、各機能の追加等、オーナー様にも大変喜んでいただけました。

 

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こちらのモディファイに興味がある方はお気軽にお問合せください。