「アンプ・修理」カテゴリーアーカイブ

DIEZEL VH4 修理&メンテナンス

DIEZEL VH4の修理メンテナンスを行いました。

こちらのアンプはドイツ製、内部の造りが非常に素晴らしい!職人さんによる配線の美しさにウットリしてしまい、ついつい写真を撮ってしまいます。

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トラブル内容は、、、常時ガサガサとノイズが出るとの事、マスターを絞るとおさまります。。。

原因はプリ真空管の不良でした。全真空管をテスターでチェックすると他のプリ管も随分消耗していたので全ての球をTAD 12AX7に交換。

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パワー管のバイアスがかなり浅かったので(EL34で40mA前後)、音を確認しながら適正値にセットしていきます。

ノイズもおさまり、以前よりゲインも上がり、歪みも深くて非常に心地よい!オーナーさんも早速スタジオで音出しし、大変満足して頂いただきました。

DIEZEL 非常に造りが良く素晴らしいアンプですね。

マーシャル ARTIST30 4203修理

マーシャルのARTIST30の修理を行いました。
プリはトランジスタ、パワーアンプが真空管のハイブリットアンプです。

このアンプは演奏中にヒューズが飛んでしまったとの事。。。真空管は新品に変えたばかりらしいです。

早速、アンプを開けて確認してると、高圧の整流ダイオードがショートしてました。

更に、このアンプはバイアス調整トリマがなく、現状では電流が多く流れ過ぎてます。そこでバイアス調整トリマを追加。

またスタンバイスイッチON時にバイアス電圧が立ち上がるため、ほんの数秒間、過大なプレート電流が流れています。これだと真空管にかなりストレスがかかるので、電源ON時からバイアス電圧が掛かるように電源回路を修正しました。

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バイアス調整をして、4時間のランニングテスト。

オーナーさんにも大変喜んで頂きました。ありがとうございました。

F-50 112 トランジスターアンプ 修理

グヤトーン? F-50 112 トランジスターアンプの修理です。

ヤマハだと思うのですが・・・、なぜかグヤトーンのロゴが張られています。こういう仕様もあったのですかね?

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こちらのアンプもかなり使い込まれいています。

INPUTジャックがプラ製のため、割れてしまっていたので、信頼性のあるスイッチクラフト製に交換。INPUT周りの配線もやりなおします。

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各ボリウムにガリも出てるので、ポットのクリーニングを行いました。

リバーブの効きも不安定ということですので調べます。

アキュトロニック製 made in USAのリバーブタンクが乗っています。

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リバーブタンクへ繋がるシール線は問題ありませんでしたが、リバーブタンク内のコイルにつながる細いリード線が断線しかけていました。

こちらを交換し修理完了です!

Fender 63′ Vibroverb リイシュー 修理

Fender 63′ Vibrovervb リイシューの修理です。

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こちらのアンプはライブハウス様からの修理依頼です。
演奏をしていると、音量が急に大きくなったり、小さくなったりするとの事。またこちらのアンプかなり使い込まれていて、各部のボリウムからガリがかなり出 て 、ジャックの状態も良くないようです。真空管も10年以上交換していないので、真空管交換のご依頼も同時に受けました。

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まず受け入れチェックを実施後、修理に取り掛かります。
アンプのINPUTより正弦波を入れ、回路内を順番に追っていきます。すると位相反転段の回路の後で信号レベルが急激に落ちていました。ハンダクラックによる通電不良が原因でした。
基板各部の古いハンダを除去後、ハンダ盛り直し。1日ほど動作確認して動作に問題がない事を確認。

なるべく安く修理をしたいとのご希望でしたので、現状の真空管の状態を1本1本真空管テスタにて確認し、消耗している真空管のみを交換しました。
また使用頻度の高いビブラートchの真空管をすべて新品に交換し、バイアス調整をして修理完了となりました。