レクチ Send/Return シリーズ(直列) MOD

メサブギー・レクチシリーズのSEND/RETURNをシリーズ(直列)接続にするモディファイを行いました。

このアンプはデフォルトではセンドリターンがパラレル(MIX)で接続されるため、MIXツマミを最大にしても、原音が少し混ざってしまいます。
空間系エフェクトでしたらそれほど問題は有りませんが、コンプ系やEQを挟み込んだ場合エフェクターの効きが甘くなってしまいます。

そこでMIXツマミをスイッチ付ポットに交換し、PULL時にシリーズ(直列)接続になるようにモディファイいたします。

PUSH時:パラレル接続(オリジナルの動作)
PULL時:シリーズ接続
既存のMIX機能をそのままにシリーズ接続が可能になります。
オーナー様にも大変ご満足していただきました。

 

JTM45 リイシュー ハンドワイヤードMOD

JTM45 リイシュー 2245 ハンドワイヤード化モディファイを行いました。

このアンプはプリント基板にて組まれていて、定数もオリジナルから変更されています。また入力ジャックから初段までの配線にシールド線が使われている為、高域をロスしてしまっているようです。

プリント基板を取り外し、配線からやり直しました。

各定数はオリジナルに忠実に、各パーツも一つ一つ出音を確認しながら厳選して組み込んであります。

暖かくもしっかりと歪み、また低域のブーミーさを程よく残しながら”バキーン”と非常に歯切れの良い音に仕上がっています。

またリアパネルに増設したPPIMV式マスターボリウムにより、しっかりと歪みを保ったまま自宅で楽しめる音量まで下げる事ができます。※マスターツマミをPULLすると、マスターは完全にバイパスされオリジナル回路となります。

スタジオやライブなどでも歪み量を変えずにバンドに求められる音量まで落とす事が可能です。

Carvin VL2100 修理

Carvin VL2100 の修理を行いました。スティーブ・バイ・シグネイチャーです。

全てのチャンネルでガサガサと言ったノイズが発生するとの事。。。

中を開けて驚いたのがこちらのアンプ、純正で出力にマーキュリー・トランスが載ってますね。コダワリを感じます。

inputに信号を入れながらノイズの原因を調べます。ある抵抗が劣化していてノイズ源となっていました。

各真空管の状態もテスターでチェック。まだまだ使える状態なので球はこのままいきます。

各部のメンテナンス、最後にバイアス調整をして完成です。

このアンプはch2が歪まず使いにくいというレビューをよく目にします。
回路的に見ると、ch2のDRIVEは”10”の位置から少しづつ下げて作ると音作りしやすいと思います。

またch3のPRESENCEは通常のアンプと異なり、ハイカット回路になっているので、こちらも”10”から下げて作ると良いと思います。

ご参考までに。

BOSS MS-3用 超小型フットスイッチ BANK UP/DOWN

先日発売されて好評のBOSS MS-3 マルチエフェクト・スイッチャー用の小型フットスイッチを作りました。

ステレオケーブル(別途)を使用して、MS-3のエフェクト・バンクのUP/DOWN等の割り当てを行えます。

 

FS-7 (幅62mm、奥行き131mm、高さ60mm)

純正アクセサリーに”FS-7”の小型フットスイッチもラインナップされていますが、コチラよりも更に小型で強固な造りになっています。

幅40.5 mm、奥行き94.5mm、高さ約45mm

UP/DOWNの極性はMS-3側で設定できるので、MS-3の右側にも左側にも配置OKです。

ステレオケーブル作製も別途行います。

<追記> LINE6 HX Stomp での動作を確認致しました。

千葉県K様より喜びのコメントをいただきました。

『製作していただいたフットスイッチですがHX Stompでも問題なく動作いたしました。小型のタイプでしっかりとした物を製作していただいたのでとても満足しております。』

ありがとうございます。

MESA STILLET EL346L6GCへ載せ替え

メサ・ブギー STILETTO 150W ヘッドアンプのモディファイを行いました。

このアンプは150W出力、パワー管にEL34を6本使用します。

オーナーさんのご希望でGT社 6L6GCに載せ替えました。

そのままでは安定して動かないので、各部定数を6L6用に変更。更にbias回路を作り変えました。

メサのアンプはbias調整出来ないものが多く、純正管をさしただけではかなりbiasが深くなります。
今回はbias調整が可能なように調整トリマを追加しました。
キッチリとbias調整をして完成です。

 

ESP ベース フレット調整

spanam ヤシ氏 ESPレリック・ベースの調整を行いました。
昔から大好きなspanamのベースをやらせて頂いてモチベーションが上がります!

ピックアップのウレタンスポンジが経年で痩せて、ピックアップがグラグラと不安定だったので、ウレタンスポンジを新品の硬めのモノに交換。

またほとんどのフレットに浮きが発生していたタメ、各フレットでビリツキが発生し、またキッチリと鳴っていない箇所も有りました。

全ての浮いてるフレットを打ち直しました。

指板溝が緩く、打ち直してもシッカリと収まってくれないフレットは1度抜いて整形し、再度打ち直しました。

前処理が終わりフレットすり合わせ。

キッチリ直線をだします。
更にフレットの頭を丸く整形し、ペーパーの番手を細かくして仕上げていきます。

最後にセットアップ。”ネックの反り”、”弦高”、”ピックアップ高”、”オクターブ”を調整して完成です!

1音1音シッカリと鳴ってくれて、最初とは見違えるほど良くなってくれました。オーナー様にも大変喜んでいただけました。

Koch Supernova6060 修理

Koch Supernova 6060ヘッドアンプの修理を行いました。

このアンプは少し変わってて、出力回路が2つあり、60W+60Wのステレオ出力仕様になってます。つまり常にキャビを2個繋げて使用します。

故障の内容はメイン、ハイテンションヒューズが飛んでしまうとの事。。。

内部のチェックをしていくと、パワー管が一本ダメになっているのを発見しました。

各部内部電圧をチェックし他に異常がない事を確認、パワー管の劣化によるショートと判断、新しいパワー管に入れ替えて動作確認、OK!

マスターボリウムにガリがあったので、ポットをクリーニングしました。それにしても5ch仕様のアンプはツマミが多いです。
ポットクリーニングのために、ツマミを全て外して、基板を2枚外しました。

真空管ソケット、ジャック類のクリーニングをして新品の真空管をセット、2時間動作後に再度bias調整をし、6時間のランニングテストをして完成です!

さすがステレオアンプですね。

独特の奥行き感があります!内蔵リバーブのかかりも非常に心地よく、ステレオ仕様の理由がとてもよくわかります。

Gibson G-Force ペグ交換

ギブソン 2015年製レスポールのペグ交換をしました。

最近のギブソンで採用されているオートーチューナ、G-Forceを取り外し、ゴトー製のロック式ペグに交換します。

ゴトー製のブッシュ径が元々のペグ穴より少し小さく、ブッシュがユルユルになってしまうので、少し工夫が必要になります。

ペグ取り付けビスの下穴を空けて、ペグを取り付けたところ。

オートチューナも画期的で素晴らしいですが、やはり普通のペグの方が安心感がありますね。

Peavey Classic50 修理

Peavey Classic50 4発コンボアンプの修理を行いました。

こちらのアンプは「3日後にライブで使いたい!」との事で、急ぎで修理を行いました。

故障の症状というか原因は、、、EL84出力管ソケットに間違えて12AX7を挿して電源を入れてしまったとの事。
その為、高圧のB+電源部の抵抗が燃えてました。

ここを適正なモノに交換、さらに真空管ソケットピンを念入りにクリーニング、内部基板のクリーニング、さらに全てのコネクタ部を無水エタノールで洗浄。

各部の内部電圧をチェックし、6時間ほど音出しランニングテストして修理完了です。

このアンプ、部品はそんなに高価なものは使って無さそうですが、なかなか音が良いです!ビックリしました。回路設計が良いのかな?

オススメのアンプです!

Marshall 1987X ハンドワイヤード MOD

Marshall 1987X リイシューのハンドワイヤード化モディファイを行いました。

1987の復刻版1987Xはプリント基板が使われています。コレをハンドワイヤード化してより太く暖かく有機的なビンテージサウンドになるように仕上げます。

一度全てのパーツをバラして、電源配線、ヒーター線を引きなおします。

使用するパーツを考慮して基板レイアウトを設計し、基板を作成します。作成した基板に厳選したパーツを丁寧に取り付けていきます。


この基板をシャーシに組み込み、各部配線を一本一本手作業で行います。

全ての配線が終わったら、各部の電圧チェック。異常がないことを確認し、インプットに信号を入れてオシロスコープで出力波形の確認、バイアス調整をして完成です。

マーシャルのプレキシと呼ばれるアンプは年代によって内部回路が少しづつ異なり、音の傾向が変わってきます。
今回作った1987は68年製くらいの歪み感が強くなり始めた頃のプレキシを意識して作成しました。

また追加スイッチにより内部回路を切替え、72年製の激しいサウンド、つまりAC/DCアンガス・サウンドを再現するモディファイを加えました。

やはりハンドワイヤード、音の立ち上がりが速い!ピッキングに対してアンプの音がグイグイ食いついてきます!!マーシャルらしいミッドレンジのクセが心地よく、弾いてて非常に気持ち良い!!
最初とは全く別物のアンプに仕上がりました。

1959、1987、bassman、その他リイシューアンプのハンドワイヤード化モディファイも受付けておりますのでご相談下さい。