Gibson FV ナット交換&メンテ

82年製Gibson FVのメンテナンスをやりました。

こちらはボリウムのガリが酷いため、ポット交換を考えましたが「なるべくオリジナルパーツを変えたくない」というオーナーさんのご希望で、ボリウムポットを分解し内部を無水エタノールにて清掃して対応しました。またハンダ割れの箇所を修正。スイッチ、ジャック周りもクリーニング。

さらにナットがかなり減っていて開放弦でビビリがかなり出ていたので、ナット交換を行いました。オイルド・ボーンナットをチョイス。

弦の滑りが良く、チューニングも安定します。何より見た目がシブい!そしてオシャレです。

使用弦の太さに合わせてナット溝を切り、解放弦の音を確認しながらナット溝を仕上げていきます。

金属パーツもビス1本まで外し、クリーニング。最後にセットアップをして完成です!

オーナーさんにも喜んでもらえました。嬉しい瞬間です!