オールマホガニーのテレキャスターのフレット摺りあわせです。
このギターはマホガニーネック、マホガニーボディーにP90が乗っているギターです。
まず摺り合せの前に、フレットサイドが浮いている部分がかなりあったので、フレット浮きの修正作業から始めます。ここの処理が仕上がりに大きく影響してきます。
フレット摺り合せを行い、フレットがビシッとそろっています。
後はフレットの高さを崩さないように、ペーパーやすり#320、#600、#800、#1000で順番にフレットのカドを丸く仕上げていきます。
最後に金属研磨剤で磨き上げたらマスキングをはがし、各部のセッティングをして完成です。
処理前はフレットの浮きがかなりあったので、ところどころで音のビビリ、詰りが発生していましたが、摺り合せ後は全部のフレットできっちりといい音で鳴ってくれています。