「アンプ・モディファイ」カテゴリーアーカイブ

Fender Pro Junior 専用アッテネーター

当店でもモディファイが人気の機種、Fender Pro Junior

小さい個体で取り回しもよく、手軽にフルチューブアンプを楽しめる楽しいアンプです。

しかし2Volumeアンプゆえ、「自宅では音量調整が難しく、音作りを気軽に楽しめない・・・」というお客様の声をよく耳にします。

そこで、自宅でも十分楽しめるよう、Pro Junior専用のアッテネーターを作製致しました。キャビネット内にぴったり収まるサイズになります。

おおよそ-16dB程度音量を下げますので、自宅でもクリーン~クランチまでが楽しめます。

ライブやスタジオで使用するときは簡単に取り外せるので、邪魔になりません。

詳細はお気軽にお問い合わせください。

 

Marshall Origin50 おすすめ・モディファイ・改造

スタンバイSWを増設・改造をしました。

こちらのアンプはスタンバイSWが無いため、電源投入時の数十秒間、真空管に大きな負荷がかかります。

そこで元々の電源スイッチを3WAYタイプ・スイッチに交換し、

[OFF – STBY – ON]

を切り替えられる様にモディファイ致しました。

真空管の負担を和らげ、真空管の持ちが良くなります。

 

また“OUTPUT”(パワーリダクションSW)だけでは好みの音量に調整するのが 難しく、、、

また“MASTER”を下げると歪みが減ってしまう、、、

プレキシ等の4つ穴マーシャルの音が好みなので“MASTER”は常に“10”で使っている、、、と言うご相談を受けました。

そこで、MASTERは内部で“10”に固定、MASTERポットの位置に「ポストフェイズ式マスターボリウム」を増設しました。

これにより歪みを保ちながら自由に音量を調整できる様になります。自宅で十分楽しめほどの音量です。

オーナーさんにも大変喜んでいただけました。

ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

Deluxe Reverb リイシュ ハンドワイヤーMOD

Fender Deluxe Reverb リイシューのハンドワイヤーモディファイ(改造)を行いました。

元々のプリント基板を取り外し、手配線(Hand Wire)にて組み上げてあります。

<Before>

<After>

消耗品の電解コンデンサーはもとより、音に大きく影響してくるカップリングコンデンサ、抵抗、ポット等、出音を吟味して部品を組み込んであります。

デフォルトでは”効きが強すぎる”リバーブやトレモロ、、、も回路を微調整して「柔らかく音楽的」に響くよう調整してあります。

ブリッンとした太い中域と煌びやかな鈴鳴りが自然に漂う、、、ブラックフェイス特有の音色を存分に堪能できると思います。

最終チェック時は、当方所有のヴィンテージ Deluxe Reverb(65年製造)と音質比較しながら追い込んであります。

リイシュー・デラリバを更に良くしたい、、、という方はお問合せください。

’59 Bassman スプリング・リバーブ増設MOD

Fender ’59 Bassman LTDにスプリング式リバーブを追加するモディファイ&改造を行いました。

リバーブパンはロングタイプを使用。
自然な響きとなるように調整してあります。

またこの個体はオリジナル状態に戻せる様に、トグルスイッチでリバーブ回路をON/OFFできる様にしてあります。
回路自体を完全に切り替えているため、OFF時はオリジナル回路に戻ります。

なんと言ってもTweed Bassmanの特徴は、「10inchスピーカー4発」から響く広がりあるサウンドですが、スプリングリバーブを追加することにより、更に「心地の良い浮遊感」が追加されます。

ご興味がある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

Marshall DSL1 専用アッテネータ作製

自宅で手軽にフルチューブサウンドが楽しめるのが特徴のDSL1音も本格的で自宅レコーディングにも重宝する1台です。

ただ集合住宅や深夜時間帯にはさすがにフルアップは厳しく、「思ったよりも音がおおきい、、、音がでかい・・・」という声をよく聞きます。リアパネルに搭載されているLOW POWER スイッチをONにしても、まだ大きい。。。

そこで-20dB程度音量を下げるアッテネーターをワンオフで作製し組み込みました。DSL1のキャビネット内にピッタリ納められるサイズに設計してあります。

これにより十分に音量を下げつつ真空管ドライブサウンドが楽しめます。

日本の家庭にちょうど良い音量まで下がります。

さらにリアパネルのLOW POWERスイッチをONにすると深夜でも楽しめる音量まで下がります。

また本体の改造なしで組み込めるため、いつでも元通りの状態に戻せます。

お持ち込みいただければその場で組み込みOK

遠方の方はアッテネーターだけの販売も行います。

詳細はお気軽にお問合せください。

Fender Pro Junior モディファイ&改造

Fender Pro Juniorのモディファイ&改造を行いました。

元々の弱い部分を補い、音質を向上させました。同時にノイズ対策を行なっています。

クリーンからクランチ、ソフトディストーションまでをVOLUMEでカバーし、10インチスピーカー特有のレスポンスと真空管特有のコンプ感を程よく楽しめるように調整しました。

モディファイ内容は下記になります。

1、スタンバイSW増設

こちらのアンプはスタンバイSWが付いていません。電源ON時と同時に真空管に高電圧が掛かるためパワー管に大きな負担がかかります。そこでオリジナルの電源SW3WAY化してスタンバイ機能を持たせました。

2Bias調整トリム増設

こちらのアンプはBais調整トリマがついていません。パワー管が定格を超えて動作するため、球の消耗が早い印象です。また音質的にもベチャッとした歪みになる傾向があります。Biasトリマを追加して、パワー管が最適動作するように調整しました。

3、音質改善MOD&ノイズ対策

・音質調整

オリジナルではVolume=”3″あたりから歪み始め、少し歪み始めが早い印象です。よりFenderらしいクリーントーンを存分に楽しめるようにモディファイを行いました。

・ノイズ対策

オリジナル状態では他のアンプよりもハムノイズが多いように思います。また内部配線の取り回し、ポットのシールド処理、その他数カ所にも少し問題があります。こちらの問題箇所を修正しノイズレベルを下げるよう対策しました。

4、INPUTジャック交換 

元々のプラスティックタイプのジャックに割れが発生していました。

どうしても力がかかる部分ですので、頑丈なスイッチクラフト製金属タイプに変更し、シャーシパネルに固定しました。

シャーシにシッカリと固定されるため、無理な力がかかった際にも基板の破損を防止します。

ノイズレベルの改善、音質の調整、各機能の追加等、オーナー様にも大変喜んでいただけました。

 

>>>モディファイ内容の詳細はこちら

こちらのモディファイに興味がある方はお気軽にお問合せください。

Super Champ 6C10 -> 12AX7 コンバートMOD

Super Champ で使用されている6C10 真空管。

現在、球数が非常に少なく相場もどんどん上がってきているようです。

今後は更に入手が困難になると思われます。

6C1012AX7と特性が近いため置き換えることが可能です。

ただし6C10は内部に増幅素子が3ユニット入っていますが、12AX72ユニットしか入っておりません。

そこで12AX72本増設して同じように動作させます。

12AX7はギターアンプで一番使用頻度の高い真空管ですので、入手性も良く価格も抑えられます。また銘柄にもこだわる方には、真空管交換を楽しむことが出来ます。

モディファイにあたっては、12pinソケットを取り外し、シャーシに取付穴を追加、MTソケットを2個取り付けます。その際にリバーブトランスを移動します。

6C103ユニットの役割は下記になります。

1、 リバーブのリカバリ段

2 、信号回路の3段目増幅

3 、位相反転段

現在Super Champをお持ちで、末長く愛用していきたい方、お気軽にご相談ください。

’65 Princeton Reverb “RI” ハンドワイヤード化MOD

Princeton Reverbのハンドワイヤー化をを行いました。

Princeton Reverbリイシューは完成度が高く、ヴィンテージの心地よい音色をよく再現していると感じます。ただ少し硬さがあり、輪郭がハッキリし過ぎているため、長時間弾いていると少し耳が疲れる印象もあります。

こちらのアンプをハンドワイヤーで組み直す事により、更に心地よいアンプに仕上げました。

元々載っているプリント基板を取り外し、バルカナイズドファイバーで基板を作り直します。

使用するコンデンサ、抵抗類、その他パーツもほぼ全て良質な物に交換します。

消耗品の電解コンデンサーも全て新品に交換しますので、実質オーバーホール以上の内容になります。

「10インチスピーカーゆえのレスポインスの速さ、音の軽やかさ」

「いつまでも弾いていたくなるような、適度なコンプ感と心地よい鈴生り感」

Princeton Reverbはストラトのピックアップ各3ポジションでそれぞれの良さがハッキリと出る素晴らしいアンプです。ご自宅や小さなライブバーなどで、チューブアンプの良さを十分楽しめると思います。

またスタンバイSWの取付、マスターVOL取付(PPIMV)など各種モディファイ・改造も同時作業割引あり。

詳細はお問い合わせください。

 

「愛知県 M様」より嬉しいお便りを頂きました


無事に受け取り、本日音出しを致しました。

主観ではございますが、以前に比べ音圧が上がっていた事に驚きました。ボリューム2でもかなりハリのあるクリーンが出ていて感動しました。

歪みについてはアッテネーター及び増設頂いたマスターボリュームを絞っての音出ししか出来ておりませんが、明らかに良くなっていると感じました。低音も力強く出ておりますし、レスポンスがとても良く今まで歪ませた時に出しにくいと感じていたピッキングニュアンスも表現しやすくなったと感じております。

また、マスターボリュームについても依頼して大正解でした。本体ボリュームをフルアップした時の音で比較した際、歪量は若干減りますがアッテネーターを使うよりもマスターで絞った方が音質が良く調整の幅も広がりました。

その他、調整頂いたトレモロにも大変満足しており。次にスタジオで鳴らすのがとても楽しみです。このアンプとは長く付き合って行きたいと思います。

Blues Junior クリーン特化 MOD

「Blues Juniorをよりクリーントーンで使用したい、、、」というご要望にお答えし、クリーン領域を強化した改造、モディファイを行いました。

デフォルトではVOLUME=56くらいでクランチになるところをVOLUME=910の位置で歪み始めるように調整しています。

これによりクリーン〜クランチまでの領域を調整し易くなります。

真空管を12AT7に変更しゲインを抑えFenderらいしい煌びやかなクリーンが得られるようにしました。

電源部の電圧を変更し、プリアンプのクリーンなヘッドルームと心地よいコンプ感を楽しめるよう調整してあります。

Blues Juniorに歪みを求めない、、、』という方には非常に実践的かつ有効なモディファイになります。

 

「埼玉県  F様」から嬉しい感想を頂きました


仕事がかなり立て込んでおり中々しっかり音出しできなかったのですが、昨日の夜やっとバンドで使うことができました。

率直に最高に好きな音です!!

以前とは別ものです。

特にMASTER=最大、TREBLE=56MIDDLE=5BASS=6くらいでVOLUME=34位のクリーンがたまらなく好きな音でした。

カッティング時は以前より音の立ち上がりが早くなった気がします。とにかくクリーンが抜けていい音なので、バンドメンバーからも大好評でした!

ちなみにですがエフェクター(特にTS808)との相性もかなりよく、古いファズフェイス(ゲルマ)との相性もかなりよかったです!

以前は6364年製のデラリバをメインで使用していたので、どうしてもあの時のクリーントーンが頭に残っております。ブルースジュニアなのですが、何故か凄く懐かしい音という感じがしてずっと弾いてたくなります。

見た目も音も最高なので一生の宝物です。

本当にありがとうございます!


 

こちらのモディファイを試奏ご希望の方は、ご来店前にその旨をお知らせください。

以前に当店にてモディファイしたBlues Jr個体もクリーンMOD可能です

お気軽にお問い合わせ下さい。

Blues Junior mod&定番・弱点修理

Blues juniorのモディファイを行いました。

またそれと同時にBlues jrでよく発生する不具合症状が出ていたので、こちらも合わせて修理しました。

こちらの個体、パワー管の熱により基板のプリントパターンのランドがめくれてグラグラの状態になっています。。。

IMG_2991

Blues jrはパワー管ソケット自体がシャーシに固定されておらず、ハンダだけで持たせている為、この部分に力が掛かりこの不具合症状がよく発生します。

こうなるといくらハンダをやり直しても意味がありません。

そこで不具合部分を切除。

この部分だけハンドワイヤードで組み直します。

音質やノイズ面も考慮して配線を取り回します。。。

音も力強くダイレクトになり、オーナー様にも大変喜んで頂けました。

 

またオーナー様のブログでBlues jrのBias調整方法と初段の真空管交換による音質変化を詳しく解説されています。

https://ameblo.jp/lunpa3/entry-12674657286.html

Blues junior を所有される方は非常に参考になると思います。

是非ご覧ください。